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保護者様の声
４歳の息子が自閉症と診断されてから、 別の先生の下でABAトレーニングを開始しました。 しかし、机の上の課題は進むのですが、いつになっても 日常生活の中での成長は見られませんでした。
幼稚園での集団行動は難しく、自己刺激が多発。 意味のある言葉も不明瞭な発音で数種類の要求語を使うのみ。 ABAの机の上での課題に慣れすぎてしまっため、 お菓子さえも了解を得てからでなければ食べません。 衣類の着脱も自分では出来ないため、オムツをつけていました。 偏食も激しく、特定の食品とジュースのみを口にして、お水も飲みませんでした。
行き詰っていたときに、ころんの先生に出会いました。 先生と10ヶ月間すごして、息子は変わりました。 たくさんのことを自分だけでも行えるようになったのです。 自分から友達の真似をしたり、手をつないで歩いていますし、 子供らしいイタズラ心も見てるようになりました。 言語面でも伸びを見せており、 要求語の増え、場面に合った言語、自らの挨拶なども増えています。
ひらがなの読み書きも上手になり、 数字も覚え、１から１０まで数えられるようになりました。 手遊び歌も一緒に歌えるようになりました。 身辺自立も衣服の着脱は自分だけで出来るようになり、 トイレットトレーニングも３日間の練習で失敗がなくなりました。 まだ偏食は残りますが、 昔に比べてお菓子も数十種類、飲み物もお水、お茶、野菜ジュース、豆乳が 飲めるようになりました。
音の鳴るおもちゃが大好きな息子が好きになるだろうとピアノを教えてくださると、 一日でキラキラ星を指一本で弾けるようになりました。２０種類以上の曲を弾けるようになり、 今は伴奏に合わせて弾いたり、正しい指使いで５本の指で弾く練習をしています。 耳がいいのか、弾けるようになった曲はもっきん、てっきん、ベルでも同じように弾けます。 毎晩夕食後に自らピアノに向かい、練習する様子はとても微笑ましいです。
机の課題だけではなく、 子ども主体で普段の生活にあったセラピーをたくさん行ったので、 息子も夢中になって学び、子どもらしく成長したのでしょう。 楽しみながら、息子の成長を引き出してくださったころんの先生に本当に感謝しております。