STORY
お子さまの
お子さまの
成長ストーリー
FOR EXAMPLE
言葉がゆっくりなお子さま
Aくんの様子
Aくんは、困ったことがあるとお父さんやお母さんの手を引っ張って自分の思いを伝えます。
そのため、言葉で話さなくても周囲の大人がAくんの気持ちを汲み取って対応するので、言葉で相手に伝えようとする様子が見られません。
PROGRAM
プログラム例(千種校)
次のような手順でお子さまの発語をサポートしていきます。
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フィンガーキュー
スタッフの口の形を模倣してもらいます
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単音の音声模倣
出しやすい音から練習を始めます
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意味のない複音の音声模倣
ステップ2で言えるようになった音を二つくっつけたものを模倣してもらいます
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意味のある複音の音声模倣
言えるようになった音同士をくっつけて意味のあるものの名称を模倣してもらいます
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カードや本を用いて物の名称を練習
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場面に合わせて言葉を使う練習
貨して・ちょうだい・やって等
結果
言葉を通して人と関わる楽しさを知り、今では自分から本を開いて「これなあに?」と聞いてきたり、言葉への興味は人一倍強くなりました。大人と言葉を介して関わる楽しさを知り、積極的に話す様子が見られています。
次のステップは子ども同士で言葉のやり取りをしていくことがAくんの課題です。
POINT
練習のポイント
練習する際には、必ずお子さまにとってのご褒美を用意し、できたら褒める(+ご褒美)を繰り返していきます。
音声を出した時のみ、願いが叶う環境設定を行い、A君の音声を引き出していきます。
ご両親にもご家庭でのA君との関わり方をお伝えし、頑張ればできるターゲットを課題として、スモールステップで取り組みました。取り組めていることに対してしっかりとフィードバック(「すっごい頑張ってるね!かっこいい!」)を行なっていきます。
その他、ころんでは、こだわりや
偏食、トイレットトレーニングなど、
お子さまに合った内容を
プログラムに取り入れていきます。