ころんレッスン
の特徴
専門家による
一人一人に合わせた
療育プログラム
お子さまの「お世話をする」のでなく一人一人の「できる」が少しずつでも増えていくように。作業療法士・音楽療法士・臨床心理士・精神保健福祉士・特別支援学校教諭の専門家が一緒になってお子さまにあった個別支援計画を作成及び実施をしていきます。応用行動分析の専門家による指導を受け、応用行動分析の関わり方を学んだスタッフがお子さまの成長をサポートします。
できるを引き出すころんの
9つの専門プログラム
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発語+フィンガー
キュープログラム音の発声に加えて口や舌の動きを細かく示し模倣することによって、より綺麗な音を発することができるように練習をしていきます。言葉を通して人との関わりの楽しさを知ってもらうのも目的の一つです。
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ソーシャルスキル
プログラム集団生活における協調性(共感・共同・順番交代など)や行事への参加スキルの習得、お友だちと達成することの経験を養います。お友だちへの心遣いや謝り方なども実践を通して学び、人の気持ちがわかるようにサポートをしていきます。
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就学前準備
プログラム学校生活を送る上で必要なスキル(着席行動、お話を聞く、身支度、板書等)をプログラム化し、一つ一つ練習をしていきます。周囲の人を頼らずに自分の力で取り組もうとする自立心も養うことができます。
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ライフスキル
プログラム掃除、調理、外出、買い物など日常生活を送る上で欠かせないスキルを学びます。将来的には一人で生活していくことをイメージして、自立に向けてのサポートを行っていきます。
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キャリア教育プログラム
将来働くために必要なスキル、好きをみつけるプログラム。小学生からごっこ遊びや体験学習に取り入れてスキルを磨きます。実際に働く年齢になった際に「このお仕事がしたい」と自ら意思を主張できるよう、たくさんの経験を積むプログラムです。
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運動プログラム
作業療法士の先生による微細運動や脳科学に基づいた運動、感覚統合などを取り入れてお子さまの運動面の成長をサポートしていきます。運動を取り入れることによって、体幹を鍛え体のバランスを整えていきます。
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遊び方プログラム
カード遊び、ルールのある遊び、カラオケなど余暇を充実させるため、遊びをプログラム化します。遊びを通して、お友だちといろいろな感情を共有する楽しさも学んでいきます。たくさんの好きな遊びが増えるように、多方面からサポートを行っていきます。
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グループレッスン
プログラム個別で学んだことを集団の中で十分に生かし、お友だちとも協力できるように取り組んでいきます。いろいろなプログラムを通してお友だちと共有する楽しさを学び、みんなで「できた」ことを分かち合います。
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ペアレント
トレーニングお子さまとの関わりを学び、より良い親子関係を構築します。お子さまの頑張っているところやできているところをしっかりとフィードバックし、できていないところには適切な方法でサポートを行っていく練習をしていきます。
ABAとは
●ABAとはApplied Behavior Analysisの略で、応用行動分析のことを言います。
●科学的に証明されている唯一の療法。
●お勉強だけではなく、生活の中の様々な困った場面をABC分析することで、どうしたら適切な行動に導いていけるかを具体的に知ることができます。
ABC分析(重点分析)
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- 【機能】
- ・注目 ・要求
・逃避 ・自己刺激(快)
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C
Consequence
こうなった
(結果・対応)
アプローチ
● トークンエコノミー法
● 分化強化
● プロンプトフェイディング
● 消去 ● タイムアウト
困った行動が起きた際には、
その行動の機能(意図)を分析し、アプローチを行います。例えば…
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お菓子を買ってもらえる
(C:結果)
この状況に対して消去のアプローチを
使っていきます。
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お菓子を買ってもらえない
(C:結果)
大泣きをすることによって、お菓子を買ってもらえるという状況を崩していきます。つまり、大泣きをしたからといってお菓子は絶対に買わないようにします。ころんでは全てのプログラムをABC分析に基づいて作成します。
(お子さまによってアプローチは異なります。)
お子さまに対しての
関わり方
発達障がいをもつお子さまは...
このような生きづらさを解消し、
お子さまの成長をサポートしていきます
その方法として
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■スモールステップ
お子さまに合ったレベルからスタートすることによって、新しい課題への抵抗を弱め、少しずつ課題をクリアしていくことで自信に繋げて自己肯定感の向上を目指します。できたことに対しては、しっかりとフィードバック(具体的に良かったところを褒める等)を行い、できなかったことに対しては、レベルを再度検討し、お子さまの「できる」を少しずつ積み重ねていきます。
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■環境設定
1日のスケジュールを視覚的に提示し、自ら進んで行動できるように環境設定をします。1日の流れも目印をつけることで、次に行う自分の行動が把握できます。また、忘れ物を減らす為には忘れ物チェックシートや整理整頓が一目で行いやすい棚を使用し、主体的参加を促し自主性を育みます。
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■不適切な行動
常にABC分析(機能分析)を行い、なぜその行動が維持しているのか考え対応します。場合によっては、環境を変化させて(お子さまにとって過ごしやすい環境)練習をしていきます。そして徐々に通常の環境に戻した状態で練習を行っていきます。そうすることで最終的には、普段の生活の中でも不適切な行動が減り、適切な行動が増えることを目指してサポートをしていきます。
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■コミュニケーション
お友だちと仲良く楽しく遊ぶために、様々な場面を用意してコミュニケーションスキルアップを目指します。苦手なことが少しでも得意に近づくように、スモールステップでお子さまのスキル向上をサポートしていきます。状況によっては、「こんな時どうする?」や「この時お友だちはどんなきもち?」などと質問を投げかけてあらゆる角度から物事を考えていく練習を行います。