こんにちは。
ころん板橋校のこうき先生です。
私はころんに入社して1年と少しが経ちました。お子さま、親御様、スタッフ皆さんのおかげで毎日楽しくABA療育をさせていただいております。
暑かった夏が過ぎ、秋も深まってきました。涼しい気候は食、スポーツ、読書、趣味等を一層実りのあるものにしてくれそうです。
さて、日々のABA療育でお子さまの成長のために私が心がけている事をお話ししたいと思います。
それはお子さんにとって良い結果の提示です。
ころんではお子さまが目標とする行動をした直後に、本人にとって良い結果を提示します。これは、目標とする行動の直後に良い結果が得られると、その行動が維持・増加するからです。
ここでポイントなのが、本人にとって「よい結果」であることが重要なのです!
大人は子どもに対して、子どもがよい行いをしたら褒めますよね。しかし、子どもの視点からすると、その褒めがどの程度良い結果だったかは大人が思っている程度と差があるかもしれません。
したがって、目標とする行動のために、お子さまがどんな結果を求めているのかを見極める必要があるわけです。
例えば、「りんご」を覚えて欲しいお子さまがいるとします。りんごのカードを取る練習をするとします(受容課題といいます)。そのお子さまは電車の玩具やくすぐりが好きだとします。この場合、りんごのカードをとれたらもちろん「できたね!」と賞賛の言葉を投げかけますが、プラスで電車の玩具を渡し、手足をくすぐってあげます。
どうでしょうか。「できたね!」のみより、「できたね!」+電車の玩具+くすぐりのほうが次もりんごのカードを取ってくれそうな気がしませんか。
つまり、お子さまが喜ぶことを考え、それを目標の行動が出来た直後に提示する。これが重要なのです。目標の行動が増える、良い結果を手に入れられてお子さまも楽しい。一石二鳥ですよね。
お子さまが楽しくて、親御様がお子さまに出来るようになって欲しいことが出来るようになる。この2つを一緒にかなえられる1つの方法なのではないでしょうか。
もしよければ、ご自宅等でもやってみてください。
それでは、またころんでお待ちしております。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
キッズアカデミーころん板橋校
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