こんにちは!あやか先生です!
最近,いっきに寒さが増してきましたね(>_<)
風邪をひきやすい時期なので,しっかり対策しておきましょう!
今回は,ころんのスタッフがセラピーでお子さまと関わる上で,意識している
『フリーオペラント』という技法について,お話したいと思います。
フリーオペラントとは,大人から「○○しなさい」「○○しよう」などの働きかけをせず,子どもが自発で起こした適切な行動に対して,褒めたり関わりをもったりすることで,その行動を増やしていく,というものです。
フリーオペラント技法は,『対人関係の改善や形成を重視する技法』として,言葉のなかなか出ない自閉症のお子さまの自発言語や,親やセラピストへの接近反応をターゲットに行われます。
フリーオペラントでは,大人からの『さまざまな形での応答』によって,子どもの適切な行動を増やしていくことになります。
具体的にどのように行っているのか,ころんでのフリーオペラントの実施について少しご紹介したいと思います!
〇お子さんが選択する遊びに一緒にのって遊ぶ
〇お子さんからの自発的なかかわり(アイコンタクト・近づいてくる・質問してくる等)を待ち,
そのようなかかわりが見られたら,微笑んで受け入れたり,褒めたり,またくすぐったり,抱っこしたりして応答する
上記のような関わりを,毎回のセラピーにおいて実施していくことで,
黙々とおもちゃで一人遊びをしていた子が,セラピストにおもちゃを渡して相互にやりとりを通した遊びができるようになったり,触られること自体嫌がっていたお子さんも,お子さんの方から手をつないできたりするようになります☆
また,言葉の少なかったお子さんも楽しそうに声を出すことが増えたりしています☆
フリーオペラントは,ご家庭でも実施できます。
お子さんが「あ」と声を出した瞬間,または,ふとお母さまの目を見た瞬間,しっかりと褒め,関わりをもって答えてあげることで,言葉を発することや,人に対して積極的に関わろうとする態度が増えていきます。
日常のちょっとしたお子さまの行動に対して,大人がどう関わるか,
それが,お子さんが外と関わりを持ちたい!と思い世界が広がっていく『カギ』になると思います🌟
ころんのスタッフも,そのことをしっかりと意識してお子さまと関わっていきたいと思います(^^)
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